わたしには、夢がない。
わたしには夢がないなと、将来の夢の話になるといつも思っていました。卒業文集などに、将来の夢と言われても、なかなか書けなかったりしました。
なぜなのだろうか?と考えてみたところ、夢というか、やりたいことは、すぐに「目標」にしてしまうというのも、理由の一つとしてはあるなと思います。
「夢」より「ビジョン」と思っている理由
わたしにとっては、そんな「夢」ですが、夢よりも、「ビジョン」(=未来のより良いイメージ)ということを大切にしたほうがいいと思っています。
というのは、夢という言葉は、ちょっと曖昧なところがあるからです。
眠っているときに見る夢なのか?
まず、夜見る「夢」と見分けにくいということもあります。
眠っているときに見る「夢」。その話なのか、それとも、将来の夢なのか、文脈から考える必要があったりします。
話のなかで意味を取り違えるということは、あまりないとは思います。ただ、意味が2つある言葉は、頭のなかで、「混乱する」原因になる可能性もあるでしょう。
夢と思っていると、実現しにくいところがある
また、夢を実現してきた人は、夢は実現するものと思えると思いますが、夢に挫折してきた人や夢があまりないような人には、夢が実現しにくいものという感覚や想いがあるでしょう。
夢を目標に変えると、行動に移すと思うのですが、夢だと思っていると、実現しようと動かないという人もいると思います。
もちろん、逆に、夢は自分から動いて実現していくものと考えている人には、夢が行動のやる気の元になるということもあるでしょう。
夢をどう捉えるのか。ここで、変わってきますね。
ビジョンもよくわからない言葉ですが
おそらく、ビジョンもよくわからない言葉だと思います。そして、よくわからない言葉だから、夢と違って、個人の思い込みや先入観があまりない言葉でもあるでしょう。
だから、ビジョンの意味を考えてみると、未来をより良くすることを考える際に、役立てられるというところもあります。
先入観がなければ、そういうものかと考えて、取り入れやすいところがありますよね。
「言葉」としては、夢でもビジョンでもどちらでもいいけれど
未来がより良くなるなら、言葉としては、夢でもビジョンでもどちらでも良いとも思います。
しかし、ビジョンのほうが良いところとしては、先入観のない言葉であるということに加えると、イメージなので、イメージを明確にしてハッキリさせると、何が必要なのか考えやすいということがあります。
イメージとして、現実のものと同じように考える。それぐらいまでビジョンを描けると、何が必要なのか考えやすいでしょう。
ビジョンは実現していくもの
ビジョンは未来のより良いイメージで、絵に描いた餅で終わらせないで、実現していくもの。
そう考えられると、夢という言葉で考えるよりは、ハッキリさせやすい。曖昧なものは、なかなかわかりにくいので、実現しにくいところがあります。
それを、ビジョンというイメージにして、ハッキリさせる。そこから考えていって、実現するための行動につなげていくと良いですね。
夢がよくわからないならビジョンで
わたしのように、夢というのがよくわからない。そういう人は、「ビジョン」と考えてみるのも、未来をより良くするということを考えるのに良いと思います。
ただ、ビジョンというと、よくわからないという人もいると思うので、これからは「夢」という言葉も使っていくかもしれません。個々人で先入観はあるかもしれませんが、メジャーな言葉ではあるでしょうから。
ビジョンが大切と言うけれども
ビジョンが大切とは、ビジネス書などでよく出てくる話です。しかし、どうしたら描けるのか。
とは言え、ビジョンの描き方はよくわからない。そういうものでもあると思います。
ビジョンの描き方。ビジョンを描くには? | ミッションビジョンアクションブログ
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