ビジネスモデル
わかりにくい言葉の1つに「ビジネスモデル」というのがあると思います。
ビジネスの型?
いまいちわからない、理解しにくいことではないでしょうか。
『カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル構築』では、ビジネスモデルの構築方法について書かれています。
カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル構築【楽天Kobo】
本書では、ビジネスモデルとは、「儲けの仕組み」ということで、これをどうやって作っていくのか。その儲けの仕組みである「ビジネスモデル」の構築方法が、本書では書かれています。
ビジネスモデルは、誰でも生み出せる
「最初にお伝えしたいのは、「ビジネスモデルとは、一部の才能ある人だけでなく、誰でも生み出せる」ということです。」(p.054)
なぜなら、
「革新的なビジネスモデルのほとんどはすでに存在していたビジネスモデルの組み合わせであり、まったく新しいものはほとんどなかった」(p.055)からです。
過去のビジネスモデルをどう組み合わせるか。
これができれば、「新しい」ビジネスモデルが生み出せるというわけです。ですから、本書では、当然、過去のビジネスモデルについても紹介されています。
ビジネスモデルの3つの箱とビジネスモデル構築7ステップ
ビジネスモデルは、3つの箱で表すことができるということです。
製造過程 → 顧客価値 → 顧客
商品を製造して、顧客価値を、顧客に届ける。これが、ビジネスモデルの基本的な流れということです。
そして、この流れを考えていく際に、本書では、ビジネスモデル構築7ステップというものが紹介されています。このステップに従って考えると、ビジネスモデルを構築できるというものです。
さらに、ビジネスモデル構築7ステップの詳細について知りたい方は、本書を読んでみてください。
ビジネスモデルを構築したら、ビジネスを実現する
ビジネスモデルは、本書のステップに従って考えていけば構築できるでしょう。モデルですから。
しかし、モデルはあくまでモデルです。それを実現しないことには、お客様を獲得でないでしょうし、商品が売れることもありません。そして、お金も入ってきません。
ビジネスモデルは、誰でも生み出せる。けれども、それを実現できるかは、また別の話なわけです。
例えば、わかりやすい例で言うと、楽天があります。オンラインのショッピングモールというビジネスモデルは、当時当たり前のようにありました。そして、他にもいくつかのモールがありました。
しかし、今では、楽天とYahoo!ショッピングぐらいでしょうか。Amazonもありますが、微妙に異なっています。
いずれにしても、モデルを作って終わりではなく、そこが始まりです。
ビジネスモデルをどう実現するか?
ビジネスモデルを作ったら、どうやって実現していくか。これは、戦略なども関係してくるでしょう。
『カール教授のビジネス集中講義 経営戦略』
戦略についてわかりやすくまとめられています。こちらの本も合わせて読んでみると良いと思います。
本書では、発想法についても紹介されています。アイデアも関係しているからでしょう。アイデアは思いついたら終わりではなく、実現しないと、絵に描いた餅で終わります。
ビジネスモデルも同じということが、本書を読むとわかってきます。
事業計画の策定方法も、本書では、1章を割いて説明しています。ビジネスモデルを作って終わりではない。そういうことがあるので、事業計画も策定する方法が紹介されているのだと思います。
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ビジネスモデルを構築したいけれども、よくわからないという方が読んで、ビジネスモデル構築7ステップをやってみると、 ビジネスモデルを構築できると思います。
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